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広く本に関わる方の経営塾【書天塾】( http://syotenjuku.okoshi-yasu.com/ )の別冊ブログです。書店実務を中心としたアドバイス&エッセイ。店舗運営や自己啓発、社員教育にも使えるヒントが満載。【本の一言】(書天塾ノオト)改め【書天塾ノオト】。
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j0339934.jpg【責任】・・・責任の所在を曖昧にするとムダな経費が掛かる。/終了点検の目的は防犯防火だが、副次的には経費削減。朝出勤したら、エアコンやパソコンがついていたり換気扇が回っていたりする。担当を決めなければ夜中にムダな電気を使う。みんなで気をつけようというのは無責任と同じ。
 
【禁句】・・・決して他店の悪口を言ってはいけない。/販売員よ、他店の悪口を言うな。販売トークになるどころか逆効果。品性下劣に見えて買う気が失せる。営業マンよ、他店の悪口を言うな。そういう営業マンは、きっと他所では自店の悪口を言ってるから信用できない。他店は褒めるべし。
 
【道】・・・私が歩んで来た道を教えることはできる。だが、その道は私専用だ。だから、君の歩む道は君自身で探すほかない。/0から1を作り出すことは、1を100にするよりも遥かに価値がある。人真似で満足するならばともかく、オリジナリティを大切にしたいなら自分の道を行き給え。
 
【仕事】・・・言われてやるのは仕事ではない。言われた作業だからサボりたくなる。自分から始めた仕事ならサボれる筈がない。/仕事をサボるのではなく、作業をサボっているのだ。自分の頭で考えるのが仕事で、他から指示されるのが作業。本気で仕事をしていない人に仕事は任せられない。
 
【出入力】・・・出さなければ入らないんです。呼吸も情報も。/情報は発信する人にこそ集まるもんです。FBも投稿するからこそ、「いいね」やコメントが付く。その逆はありません。見てるだけじゃ寂しくありませんか。ほんの少し勇気を出して書いてみませんか?初めは誰でも初心者です。
 
【忙】・・・忙しいとは心を亡くすと書きますが、心を下に落としてしまうと忘れるになります。/多忙や繁忙や忙殺とは、忙しさに真心を失って、何か大切なものを忘れてしまう状態です。それで心が荒んでしまって慌てるんです。忙中閑有りよりも、忙中燗有りの方がいいなぁ。熱燗でね。
 
【機会】・・・人はいつも機会を待とうと言います。でも、機会は人を待ってはくれません。/じっくり考えるのも悪くはない。でも、早く動けばそれだけ機会は増えるし、失敗をやり直す時間も稼げる。だから、思いついた時が機が熟した時。あなたご存知でした?機会にも鮮度があるってこと。
 
【便利】・・・便利なものには隘路がある。何かを得れば何かを失う。/呼出の電話は不便だったが、近所付き合いはあった。出張中は連絡が取れなかったが、今は夜中も休日も電話やメールが追いかけてくる。利便性の向上と幸福感は比例しない。それでも便利という川下へと流されて行くんだ。
 
【沈黙】・・・会議でじっと黙っている人ほど、会議が終わると雄弁になります。/終わった後の井戸端会議じゃなくて、言うべき時に言わねば意見は通らないし誤解を招く。会議はスポーツ観戦じゃないんだからね。プレーヤーよりもギャラリーが多過ぎる。「沈黙は金」は時と場合によります。
 
【数字】・・・数字とは過去の努力の結果であり、過去の実績です。/数字という結果を先に求めている間は、業績は決して良くならないでしょう。あなたのお店は一体何のためにあるのでしょうか。求めるものが違ってきてるんじゃありませんか?
 
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33b184fb.gif【智恵】・・・本を閉じよ、街へ出よう。/どんなに沢山の本を読んだところで、知識は学べても経験は学べない。知識は経験に裏打ちされてこそ智恵となる。いかな博覧強記でも、結局自分自身の事は分からないんだなぁ。あなたという人が分からないわって言われたりして。あ、これ別の話ね。
 
【名刺】・・・ビジネスマンの存在価値は、退職後に分かる。/会社と役職で自分の居場所を確保し、肩書きで仕事をしがち。「こういうものです」とやりとりする名刺に依存していると、退職後はそれがただの紙切れだったことに気づかされる。「諸君!名刺で仕事をするな」(扇谷正造)だね。
 
【制服】・・・朝の小学校の前。交通指導員に較べると、おまわりさんは後姿までエラそうです。/人は服装によって気分が変わり、行動も変わる。従業員がラフな格好だと、接客もラフになってクレームが増える。制服だと丁寧な接客になる。「人はその制服どおりの人間になる」(ナポレオン)
 
【才能】・・・才能は誰にも均しく与えられる原石です。天賦の才も環境と努力で磨かねば輝きません。/才能の世界で生きていくのは難しい。なぜなら才能とは99%努力し続けることだから。常人が諦めてしまう努力を成功するまで続けられるのが才能です。天賦の才より努力の才がいいな。
 
【道】・・・剣術から剣道、柔術から柔道。術は滅ぶが道になれば生き残る。商売も小手先の術(ノウハウ)じゃなくて正しき商人道(理念)かな。/だけどね、道を踏み外すなと言っても、所詮それは人間の作った道、他の生き物のことなんか考えない人間の道、とアオミドロの陰で金魚が呟く。
 
【夢半ば】・・・途中がいい。夢半ばがいい。ゴールに着いてしまえば、また次のゴールを目指す。/夢に生きる者は常に若い。理想に生きる目は力強い。人間の幸福は、夢を実現しようとする過程にこそある。理想は簡単に実現しないからこそいい。永遠の課題、永遠の目標こそが貴方を輝かせる。
 
【イソップ物語】・・・努力するウサギにカメは勝てない。/天才、秀才、凡才、鈍才。天才は努力しないと誰が決めた?天才は努力するから本当の天才になり、凡才は努力しないから凡才のまま。でも今の世の中、働くアリより要領の良いキリギリスを成功者と持て囃してるんじゃないのかなぁ。
 
【クレーム】・・・愛媛県民全てが俳句を捻ってるわけじゃない。タルトやじゃこ天ばかり食べてるわけでもない。子規堂なんてどこにあるか知らなかったりする。/一人のクレームは氷山の一角かも知れない。でも全員がクレームを言っているわけじゃない。一部の特殊な例を一般論として喋ってないか。
 
【自分探し】・・・探し物は何ですか。見つけにくいものですね。机の中も鞄の中を探しても、そこに私はいません。眠ってなんかいません。/探すべき自分はまだ居ない。それとも前世の自分を探しますか。それより自分を創りませんか。大事なのは過去の自分探しより、未来の自分創りですよ。
 
【プラス志向】・・・人生から何を引くかではなく、何を足すかと考えること。/ムダを省くのではなく、ムダを活かそうとすること。自分ばかり損をしていると不平を言うのではなく、その損な役回りを軽々と受けとめられる力を願うこと。そうか!プラス志向だから体重も増えるんだなぁ(笑)
 
0656f719.gif「風林火山」というのは甲斐の戦国武将、武田信玄の軍旗で有名ですが、Facebookでそのパロディが紹介されていました。面白かったのですが、身につまされる所もあります。
 
出展は「孫子」の軍争篇第七で、軍隊の進退について書いた文からの引用とされています。
「故其疾如風、其徐如林、侵掠如火、難知如陰、不動如山、動如雷霆」
疾(はや)きこと風の如く、
徐(しず)かなること林の如し、
侵略(しんりゃく)すること火の如く、
動かざること山の如し
 
Facebookで紹介されていた「風林火山」のパロディは、
逃げ回ること風の如く、
引きこもること林の如く、
批判すること火の如く、
働かざること山の如し
 
どうですか、あなたの会社に思い当たる人達はいませんか?
例えば、責任のある仕事からはできるだけ逃げようとする。
会議では滅多に発言しないで、忍法のように気配を消している。
それなのに、会議が終わると陰でああだこうだと他人の批判をする。
パソコンの前に座って仕事をしているフリはしているが、実は遊んでいる。
こういうのを公務員体質とか大企業病と言うのかも知れませんが、それぞれに強弱の違いはあっても、自分達にもどこか該当する部分はあると思います。お互い気をつけたいものですね。
 
cd7feeb5.jpg【挨拶】・・・やれと言われて義務でやってる挨拶は、笑顔が無いし声も小さい。/下向いて挨拶するくらいなら、しないほうがマシ。どうせなら相手を見て挨拶した方が、相手も自分も気分が良くなるのになぁ。明るく、勢いよく、先に、常にするのが挨拶。挨拶にはサービス精神がなくちゃね。
 
【仕事】・・・ツマラナイ仕事というものはありません。あなたが仕事をツマラナクしているだけです。/「志事」にすれば事業になり、「死事」にしてしまえば行事になってしまいます。「この世に『雑用』という用はありません。私たちが用を雑にした時に、雑用が生まれます。」(渡辺和子)
 
【貧乏】・・・ローンがあるのに役職も給料も下がった?でも生きてるんです。心まで貧しくすることはない。/倒産したわけでなし、住む所もあればメシも食える。下を見てもキリはないが、過去を見てもキリがない。「貧乏ってのはするもんじゃねえ。『たしなむ』もんです」(古今亭志ん生)
 
【実行力】・・・やったのかやらなかったのか。「はい」か「いいえ」でお答えください。「でも」は要りません。/毎日少しずつができないって?まとめてやったっていいんです。で、やってます?結果を出すって、口で言うほど簡単な事じゃありません。100の言い訳よりも一つの完了報告。
 
【笑う】・・・悲しいから泣くんじゃない。泣くから悲しくなるんだ。楽しいから笑うんじゃない。笑うから楽しくなるんだ。並ぶから行列ができるんじゃない。行列があるから並ぶんだ。だから、いつまでもイジイジしてないで。動いてみよう。笑ってみよう。きっと人生が楽しくなる。
 
【勇気】・・・吊橋をルンルン渡るドンキホーテよりも、車内で席を譲るハムレットでいい。/本当の勇気は匹夫の勇と臆病の間に在る。大きな勇気は蛮勇と紙一重。衆人環視の下で発揮される。小さな勇気は小さな親切に似ている。人目が無い所で発揮される。真の勇気は自分自身が見ている。
 
【鏡】・・・真実の鏡は左右反対ではなく、貴方の醜い心を映し出す。だが、人は自分の見たいものだけを見ている。/鏡よ、鏡よ、鏡さんって、うるさいわね。もうやってらんないわ。で、どんな答えが聞きたいの?美人?エロかわ?真実?松竹梅コースから、あんたの望む答を言ったげるわよ。
 
【隅】・・・丸い地球に隅っこなんか無い。/なるほど、そうだよ。極東なんて失礼な呼び方だな。世界の隅っこはね、自分で作ってるだけ。思い込んでるだけ。引っ込まないで出ておいで。無理に仲良くしようとしなくてもいいからさ。みんな君を待ってる。あの国の話?いいえ、人間関係の話。
 
【和式】・・・発声練習、ドレミレドミレド、レミファミレファミレ・・・和式でやると、ハニホニハホニハ、ニホヘホニヘホニ(笑)/ドレミの歌ならサウンド・オブ・ミュージック、ハニホの唄なら寺子屋の授業。アン・ドゥ・トロワならバレエで、イチ・ニィ・サンならラジオ体操。イメージが大事。
 
【目標】・・・目標と願望は違います。目標には具体性と自分の意志が込められている。/南極にいついつどうやって行くぞと決めるのが目標で、南極に行きたいなあと思うのが願望です。ただし、目標はでっかくと言っても、世界征服なんか目指すなよ。維持管理が大変だ。現実的な目標にしようぜ。
 
j0398165.jpg【ムダ】・・・ムダを排せば目先の利益は得られる。だが、ムダを活かせば長期に亘って大きな利益を生む。/時間のムダ、経費のムダと言うが、何が本当のムダかは後にならねば分からない。何でもムダだと切り捨てれば、現代文明は存在していない。効率の追求は必ずしも幸福には繋がらない。
 
【節約】・・・節約とはムダを省くことではありません。必要なものを我慢することです。/節電も使わない電気を消すのではなく、不便でも最初からつけないということです。貯金も余ったら貯金するでは貯まりません。最初からこれだけ残すと決めなければ、余ることは絶対ありません(笑)。
 
【Just Looking】・・・見てるだけ。接客を嫌がるお客様向けサービス。このマークを付けてる人には声を掛けない。/でも見てるだけの社員では困る。会社には三本の竹が生えている。見る竹、聞く竹、言う竹。この竹には動かないカタツムリもいる。手を出せ、足出せ、汗をかけ。
 
【倹約】・・・いつの世も、倹約の道で事業を興し、贅沢の道で事業を潰す。/だが、何でもケチれば良いという意味ではない。吝嗇と倹約は違う。経費を使わなければ大きな失敗はしない。だが、死んだお金は1円でも使わないが、生きるお金は100万円でもかける。それが本当のコスト意識。
 
【人事】・・・人事の鉄則は門外不出。いちいち異動の理由は説明しない。/発令までは秘すこと。取引先から異動の話を聞かされることくらい気分の悪いことは無い。うちの人事はザルだと嘆く時、大抵はおしゃべりな上司が原因。トップ自身がスピーカー。ルールを破るのはいつもトップから。
 
【行動】・・・100の能書きより1つの行動。まずはやってみろ。/鏡を見る。体重計に乗る。まずは現実と向き合う。反省する。懐古する。「太った豚になるより、痩せたソクラテスになれ」と呟く。願望を持つ。目標を持つ。万歩計を買ってくる。なんてグダグダ言ってないでさっさと歩け。
 
【運】・・・リーダーや経営者にとって一番重要な資質は、運が良いということらしい。/忍耐と我慢と自己犠牲、地道な努力と揺ぎ無い信念で、数々の失敗を乗り越えて大きな成果を得た。それを世間では運が良いと呼ぶ。そうかも知れない。乗り越えるべき試練を与え続けられてきたのだから。
 
≪用語怪説≫【自己啓発】・・・自己啓発本ばかり読んでいても、貴方の人格は向上しません。/能力開発に資格取得のための猛勉強。でもね、人間関係が作れない人は、資格は取れても顧客は作れないんだよ。自分探しの行き着く先は、占いやオカルト、前世の自分探しか。自分磨きも度が過ぎると摩滅する。
 
【出版業界用語】・・・連想ゲーム式業界用語解説1。/種まく人(買切)/昔の名前で出ています(巨匠)/私の辞書に不可能という文字は無い(落丁)/ホンネとタテマエ(返品条件付買切)/お節介なダースベーダー(取次)/悪い報告ほど遅くなる(事故伝)/伝統芸能(学習図書まつり)
 
【割合】・・・0から1を作るのが発明で、1を10にするのがビジネス。/10の内1しか喋らないのは学者か役人。無口か用心深い。10の内5なら謙虚。10の内8なら、もう少し聞きたくなる。だが、1を10にして喋るのは軽くて信用が無い。マスコミ、ジャーナリスト、目立ちたがりの経営者。
 
 
j0280412.jpg【待つ】・・・あのね、待ってても餌は誰も運んで来てくれないんだよ。私待つわ、いつまでも待つわ、なんて言ってる内におばあちゃん。/100%の充電を待ってたら出遅れてしまう。これだ!と思ったら、さっさと飛び出そう。歩きながらでも考えられる。いつまでも考えてると地球最後の日が来るよ。
 
【プレゼン】・・・何十枚もの資料を配って、得意気に横文字を並べ立てるのを聞いてると、こいつあんまり利口じゃないなと思う。/サステナビリティ、メディアフォーメーション、ターゲットリーチ、リマーケティング、リテンション、、、相手に理解されないプレゼンは、ただの自己満足やな。
 
【一歩】・・・ともかくも、一歩を踏み出すってことが大事なんです。その場に、「今」に、じっとしてても何も変わらない。/前かも後ろかも知れないけれど、実際に動いてみる。動けば自分か周りか何かが変わる。少なくとも今まで見えなかったものが見えてくる。始めなければ終わらないんです。
 
【当たり前】・・・当たり前って、特別が反復継続していることなんです。実は「有り難い」ことなんです。/お客さんが毎日店に来てくれる、家に帰ったらごはんの支度ができている、定期的にゴミを出してくれてる、、、誰かがやってくれてるんです。当たり前のことに感謝できるのが大人です。
 
【ゴミ】・・・ゴミという名前の一くくり。でも、以前はそれぞれに名前があり、機能があり、持ち主が居たはずだよね。/用済みで、あるいは途中で簡単に捨ててしまう。消費が美徳になって以来、物を粗末にするようになった。豊かになったのか貧しくなったのか。だって笑顔が無い人が増えてるもの。
 
【失敗】・・・何もしなければ失敗はしません。でも失敗すれば、少なくともその回数だけは学ぶことができます。/新人のあなたが失敗したところで、会社は潰れません。それよりも、同じ失敗を繰り返さないようにして下さい。失敗に学ばないのが失敗です。行動を起こせない人は要りません。
 
【気分】・・・幸福と幸せな気分とは異なる。幸福の中にいる人は、それを当たり前に思って気付かない。/幸せな気分を感じることができる人は、それを失った経験のある人。感謝の気持ちも持つことができる。そして、幸せな気分もまた満足感とは異なる。満足感とは常に試練とセットだから。
 
【足跡】・・・楽しい仕事をするには、自分で好きな仕事をするか、仕事の中に楽しみを見出し、会社に足跡を残すしかない。/50を過ぎたら自分の為だけでなく、世の中の為にも働きたい。大袈裟な話ではない。後輩に自分のノウハウを残す。「あしあと」ではなく、足跡(そくせき)を残す仕事を。
 
【相槌】・・・過剰な相槌や頷きは、人の話を聞いていない証拠。/「バ」と言っても「カ」と言っても、「う~ん」「なるほどー」と頷いているだろう。過剰な「いいね!」も同じ。片っ端から「いいね!」を押して回って、足跡を残しているだけ。カラスの足跡も「いいね!」の足跡もブロックやね。
 
【分かりにくい話】・・・何が言いたいのか、さっぱり分からない人の話は出だしから分からない。/ハイ、あのー、えー、先週のー、先週の水曜日、水曜日。えー、あのー、はい、先週の水曜日から、実はー、えー、そのー、あ、本当です、ホント。アー、実はー、実はですね、えー、、、???
 
j0346763.jpg【プロ】・・・あれもこれもはできませんが、これだけはきっちりやります。誰にも負けません。それがプロです。/単機能は決して性能が低いというわけではないし、多機能が高性能だとは限りません。あれもできます。これもできます。でも使えない。携帯の話ですか?いえ、あなたのことです。ア?
 
【上司】・・・凡人も火がつけば非凡になる。上司は凡人に火をつける人間であれ。/売上も利益も人材も、店は店長次第。社員が店長になりたくないと言うのは、店長に魅力が無いからだ。部下が伸びるかどうかは、本人の資質(やる気)も大事だが、誰(上司)と出合うかに拠るところが大きい。
 
【勇気】・・・今いる場所から一歩を踏み出すため、自分を変えるために必要なもの。/宇宙へ飛び出すとか、大海へ船出するとか、そんな大層な話ではない。例えば、会議で手を挙げる。思っている事を口に出す。困った人に声を掛ける。電車の中で席を譲る。思いを告げる。つまりは日常の話。
 
【優しさ】・・・優しさとは、自分に対しではなく、他人に対する態度のことを言う。/軟弱さとも違うし、甘やかすことでもない。時に厳しさも要る。自分に甘い人は真に他人に優しくなれない。「人には優しく優しくおなりなさい。そのために貴女は強く強くならなければなりません。」(宮城まり子)
 
【反骨】・・・何でも上司の言いなりになるな。立場が弱いからなんて言ってるけど、ハイハイ言う方が楽だからなんじゃないの?/反対するには勇気と覚悟とエネルギーが要る。イエスマンは却って評価を下げるし、反対する人間の方が評価されたりする。もちろん何でも反対はダメ。対案が要る。
 
【最悪】・・・今が最悪だと思える間はまだ最悪ではない。本当に最悪の時は考える余裕すら無い。/だから貴方はまだまだ頑張れる筈だ。唇を噛んで耐えるしかない時もある。人間が始めた事には必ず終わりが来るし、笑える時が来る。自己憐憫や病気や不幸な話をしても誰も幸せにはならない。
 
【システム】・・・システムに振り回されるな。厳密にシステムに合わせようとすれば、現場に無理が行く。/店長は売場に出る時間が無くなり、売上が下がる。これでは一体何の為の、誰の為のシステムだろうか。目的を忘れるとシステムは一人歩きを始める。主役はあくまでも人間の貴方だ。
 
【人生】・・・波乱万丈の人生は、小説や映画の中の2時間の話。平凡に見える我が人生も、2時間に縮めれば結構色々ある。/リアルタイムで経験しているから、変化の無い日常に見えるだけ。でも、早送りの人生は要らない。夢のある人生は自分で作るもので、与えられるものではない。自分次第。
 
【ハッピーエンド】・・・人生はハッピーエンドで終わるとは限らない。現実は正義がいつも勝つとは限らない。だから小説やドラマはハッピーエンドがいい。/お金を払ってまで、わざわざ暗い気分や嫌な気分にはなりたくない。人生そのものが賭けなのに、わざわざギャンブルなど必要ない。
 
【前進】・・・迷わず進めと言われても、躊躇するのが人間。振り返らず進めと言われても、立ち止まるのが人間。それでもともかく先へ行くのが肝心。/今に留まっていても何も解決しないから。この先はひょっとしたら明日に通じているかもしれないから。そろそろ、どんどん、行きましょう。
 
j0427685.jpg【同乗者】・・・助手席に座らせたくないのは、運転しない人ではなく、日頃ハンドルを握っている人。/交差点で左右を確認しようとすると、同乗者も身を乗り出して確認する。自分が邪魔になってるのに、「左OK」だって。仕事も同じ。部下に仕事を任せたらいちいち口を出さないことだなぁ。
 
【いきがい】・・・生甲斐を持っている人は活きがいい。意気がいいし、粋がいい。/ヤリ貝とイキ貝を探せば、いい機会が巡ってくるし、いい気概を持つ。部屋のエアコンより外気がいい。旅行は域外が良いし、往きがいい。でも、「ち」が入ると行き違いになるし、気分だけ先行して意気勝ちい。
 
【いいわけ】・・・言い訳:たんなる保身。見え透いた嘘。/言い分け:あっちもこっちも八方美人。下手すれば詐欺。/良い訳:思わず許してしまう上手い一言。/善い訳:嘘も方便。その人の為に言う。/好い訳:恋愛の駆け引き。当事者以外には聞き苦しい。/あなたの「いいわけ」、どれ?
 
【物忘れ】・・・年を取ると物忘れが多くなると言いますが、実はそうじゃないんです。/思い出せないんじゃなくて、検索中なんです。人生経験が長い分、脳の記憶データが多くなって、検索に時間が掛かるんです。そして時々脳が疲れてしまって、ハングアップしてしまうこともままあります。
 
【忘却力】・・・人間は忘れるから生きていけます。でもこの力を使うにはルールがあります。/してあげた事は忘れていいが、して貰った事は忘れてはいけない。不満や恨みは忘れていいが、感謝の念は忘れてはいけない。悲しみや辛さや屈辱という感情は忘れていいが、その教訓は忘れてはいけない。
 
【目】・・・三角は欠点を探す猜疑の目。丸いのは長所を見る優しい目。/あいつは植木等だ(無責任男)、こいつはリチャード・キンブルだ(嫌な仕事から逃げる「逃亡者」)と、部下を決め付けてる自分。いつの間にか目が三角になってイライラしてる。今度は良い点探してみよか、丸い目で。
 
【春】・・・春はまた、別れの季節。卒業、そして旅立ちの時。/進学や就職、春は親にとって子どもとの別れの季節。子ども達にとっては巣立ちと旅立ちの時。前に進むには、いつまでも「今」に留まるわけにはいかない。子ども達よ、今居る場所から一歩を踏み出す勇気を持ちなさい。お道を。
 
【我慢】・・・一人で我慢するのが努力なら、二人で我慢するのを協力と言う。/仲良く密生しているように見える植物も、少しずつ我慢しながら共生している。ましてや人間。職場や組織の人間関係は、みんなが少しずつ我慢するという協力が要る。夫婦も親子もお互い少しずつ我慢を。かまん?
 
【流行】・・・昔、オヤジは破れたジーパンを履いていた。今、娘は破ったジーパンを履いている。/オイ破れているぞと教えてやったのに、ムスッとして出かけて行った。どこが違う。価値観が変わったか、世の中が変わったか。やっと時代が追いついてきたらしい。オレ達、周回遅れの最先端。
 
【不足】・・・余るより足りない方がいい。何でも便利より、少しくらい不便がいい。その方が工夫するし努力する。/人間は少し足りないくらいがちょうどいい。満足感にはキリが無いし、便利さは何かを奪う。足るを知るより、及ばざるは過ぎたるに勝れりがいい。あれもこれもと欲張るなよ。

j0423796.jpg会社にとって一番高いコストは、お客を失うことです。長年の顧客を何らかの理由で失ってしまうことは大変な損失です。それに継ぐのが、頻繁に社員が辞めることです。折角教えて育ってきた社員を辞めさせてしまう。それが上司や先輩の配慮の無さから起きるとしたら、大きな問題です。そもそも上司は新人に完璧を求めるべきではありません。この配慮の足りなさや完璧主義が、新人を退職に追い込んでしまうのです。
 
以前の会社で、なぜか次々と社員が辞める店を調べたことがあります。1年間に11人もの社員が辞めた店は、店長がなんでもかんでも自分でやってしまっていました。部下に指示をせず仕事を任せなかったのです。社員が仕事がきつくて辞めたのではなく、面白くなくて辞めていったのです。店長は自分がやる方が早いし、うまくできるし、教えるのが面倒だということなのですが、それでは部下が育ちません。そして自分は仕事を抱え込んで、本部の指示は後回し。まったく本末転倒です。
 
また、1年間に9人の社員が辞めた店は、店長が完璧主義でした。確かに仕事の出来る店長で、自分に厳しかったのですが、社員への要求も高かったのです。それこそ入ったばかりの新人契約社員にまで、自分と同じレベルの仕事を要求していたのです。これでは音を上げてしまいます。
 
「上にある者、下の者と才知を争わず」(荻生徂徠)という言葉があります。上司は時間や能力を部下と競うなということです。自分だったらもっと早くできるのにとか、もっと上手にできるのにと思うのは大きな間違いです。それは当たり前の話なのです。だから上司をやっているわけで、キャリアも違えば給与も違うわけで、新人に自分と同じレベルを要求する方がおかしい。上司は自分ができるから部下もできる筈だと思わないことです。
 
店はお客様の立場に立って接しなければなりません。同じように、上司や先輩も新人の目線で指導して欲しいのです。ある程度仕事ができるようになってきたところで鍛えていくのは良いのですが、入ったばかりの新人に初めから高いレベルを要求するのは、例えて言えば、初心者マークの車を後ろからせっついたり、幅寄せしたりしているようなものです。新人をすぐ辞めさせてしまう上司や先輩社員は、会社に大きな損失を与えていると言わざるを得ません。
 
j0353685.jpg【上司】・・・新人に完璧を求めるな。上司の完璧主義が、新人を退職に追い込む。/顧客を失うのは一番の高コスト。新人を辞めさせるのは経費のムダ使い。上司は部下と時間や能力を争ってはいけない。キャリアも違えば給与も違う。「上にある者、下の者と才智を争うべからず」(荻生徂徠)
 
【卒業】・・・本の世界はアウェイで、著者の土俵に上がること。意識してないと流されてしまう。/『「本屋」は死なない』読了。今は書店を辞めて失ったものより、得たものの方が大きい気がする。寂しいけれど、「卒業」だったか。やりたかったのは「本屋」ではなく、「書店員」の支援か。
 
【本】・・・本を読む・読まないは、人生の幸不幸とは関係無い。本なんか読まなくても生きていける。でも、本を読めば人生がより豊かになる。/世界のすべてが本に書かれているわけではない。本に書かれていないことにこそ大切な何かがある。でも、本にはそこに至るヒントが書かれている。
 
【焦点】・・・神々は細部に宿り給うが、細部にこだわり過ぎると大切なことを見失う。/カメラのピント、メガネの度数など、焦点は絞るだけでなく緩めた方がいい時もある。他人の長所や隠れた努力を見る時は、しっかりピントを合わせたい。でも他人の短所を見る時は、多少緩めた方がいい。
 
【温度差計】・・・これは気温を計るものではありません。二人の温度差を計るものです。/それぞれが両端を持てば、二人の温度差が表示されます。オプションのボタンを押すと、たちまち二人の温度差が縮まります。そんな夢のような温度差計、あったらいいなぁ。開発したらノーベル平和賞!
 
【共同作業】・・・本を読む事と人の話を聞く事は異なる。/本を読むのは、整理された人の意見や物語をマイペースで読む作業。しかし、人の話を聞くという事は、未整理の話を聞くことである。耳を傾けるという聞き手の態度によって、内容が浅くもなるし深くもなってしまう共同作業である。
 
【音読】・・・本を読む人・読まない人は、音読させればすぐ分かるが、頭の良し悪しとはあまり関係が無い。/国語力の問題ではあるが、英語が出来るから頭が良いとは限るまい。頭の悪いアメリカ人だって英語は喋る。本への思い入れは、酒やギャンブルへの思い入れと本質的に変わらないかも。
 
【読書】・・・本を沢山読むから偉いのではありません。本を読んで何かを学ぼうとする姿勢が偉いのです。/何のアウトプットも無く、ただ本ばかり読んでいるのでは、本読みの世間知らず。現実に立ち向かう知恵と勇気を学んで欲しいのです。貴方は本を消費しているのですか、消化しているのですか?
 
【ネクタイ】・・・人間には大きな人も小さな人もいる。でも、ネクタイにはサイズが無い。/個人に合わせるのではなく、サイズに合わせる。学校も一人ひとりの子供に合わせるのではなく、年齢やスケジュールというサイズに合わせる。そのネクタイ、自由を縛ったり、首を絞めませんように。
 
【危険】・・・ハサミもナイフも、刃を握れば手を切るが、柄を握れば役に立つ。/火も誤れば火事になるが、正しく使えば役に立つ。子供に危険だからと使い方を教えず禁止するのは、可能性を潰す事だ。そして言葉も使い方を誤まれば、凶器となり暴力となる。子供よりも上司に聞かせたい話。
 
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プロフィール
HN:
【書天塾】塾長
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男性
自己紹介:
本が好き、どこよりも本屋に行くのが好きだった元書店人(実はお酒も好きです)。今は「本を閉じよ、街へ出よう」で、異業種小売チェーンで経営企画と店舗開発の仕事をしています。
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